道央 編 (Ⅲ)①
旧洞爺村役場 ━洞爺湖芸術館

この建物は1952年(昭和27年)に当時の洞爺村役場として建設されたものです。
その後、平成18年に虻田町と洞爺村が合併し、洞爺湖町となった後、洞爺湖芸術館として2008年(平成20年4月)にリニューアルオープンしました。
北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキの作品や「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ」の作品、ユネスコ世界遺産主席写真家を務めた並河万里の写真の他、日本の近・現代文学の初版・限定本のコレクション、特別展やミニコンサートなどが展示されています。
洞爺湖の北東の岸辺の商店街からまっすぐ湖畔へとすすむと、湖に向かって建つ〈洞爺湖芸術館〉が見えてきます。良いロケーションですよ。
この建物で特徴的なのは外観でしょう!この社寺のような不思議な建物の様式を帝冠様式(ていかんようしき)、または帝冠式(ていかんしき)などと呼んでいます。
詳しくは、旭川市編⑤家具の宮川本店―帝冠様式(帝冠式)の建物でのコメントを参照してください。
竣工 -1952年(昭和27年)
構造・規模 -木造2階建
所在地 -虻田郡洞爺湖町洞爺町96番地3